INTERVIEW
永瀬印刷株式会社
永瀬 雅人
代表取締役社長
お客様の要求の中からビジネスのヒントを見つけ、
モノづくりを行う。
我々は工業製品や食品などのシール・ラベル製造を行っており、偽造やセキュ
リティに強い商品を提供しています。お客様との対話の中から潜在的なニーズ
を探り、サプライヤーとして時代に合ったモノづくりをしています。
父親に先見の明があって始めたシール業。
我々にしかできないことをやるのが面白い。
御社についてお聞かせ下さい。
もともと帯封の糊を引いていた祖母の言葉をヒントに、初代社長
がタック紙が開発されるタイミングで創業しました。幼少の頃は
祖母の仕事場で、糊を混ぜるのを手伝いました。当初は工業製品
中心で、後に食品ラベルなどの多色印刷を始めました。営業拠点
を本社、生産拠点を名古屋、滋賀に置き、東京、大阪などで営業
展開していますが、他社がやらない難しい商材でも忠実に商品開
発することが差別化になっています。
モノづくりが好きという気持ちから
生まれる何事も諦めない姿勢。
御社がお客様に選ばれる理由とは?
過去の実績と、諦めない精神でやってみるという姿勢ですね。他社
が10年かけて開発できない案件も、設計の知識と経験値、オペレー
ターの加工技術との組み合わせで1年半かけて形になりつつありま
す。やってみてできない事もありますが、最後までやり尽くし、結
果を確認していくのがモノづくりの原点だと思っています。過去の
上手くいかない経験が精度をあげていくヒントになりますね。
100%を徹底しているからこそ提供できる、
クオリティに自信のある商品。
品質管理に対するお客様の反応は?
やるなら徹底的にやる。これが弊社のモノづくりです。徹底的
にやり続けることから生まれる結果を真摯に受け止め改善する。
お客様目線で考え、サービスを提供し、モノづくりに生かすこと
が、お客様からの信頼を得ることにつながると考えます。